家を建てている知人から「引っ越しのお心付けはいくら渡したの?」と聞かれました。
引っ越しのときに作業員さんにお心付けは渡してません。正直な話、そもそも「お心付けを渡す」という意識すらありませんでした。
気になったので引っ越しのお心付けの相場を調べてみました。
目次
引っ越しのお心付けの金額は?いつ渡すの?
気になったので調べたところ、引っ越しの作業員一人あたり1000円のポチ袋を渡すのが一般的なようです。
引っ越しの見積もりのときに、当日の作業員の数をざっくり聞いておくと良さそうですね。
例えば、5人来たら5000円、8人来たら8000円…
複数業者に相見積もりして安くしてもらっても、これじゃお心付けでぶっ飛びますね…
ちなみに、お心付けを渡すタイミングは、作業前が一番良いそうです。たしかに先に渡しておくと、作業員とのコミュニケーションが円滑になりそうですね。
わが家ではお金ではなく飲み物を差し入れました
わが家は現金でのお心付けは渡しませんでしたが、休憩時間にペットボトルの飲み物を一人一人に手渡しで振る舞いました。
休憩時間だったので、飲み物を渡しながら作業員さん、一人一人とゆっくりお話ができたので、和気あいあいとした雰囲気になり良かったです。
当日は雪がぱらつく寒い日でしたが、温かい飲み物よりも冷たい炭酸飲料系が人気でした。思い返してみれば、大工さんへの差し入れも、冷たい炭酸飲料が喜ばれました。
大切なのは感謝の気持ち!
本当にお心付けを渡してないの?
人によってはケチに感じるかも知れませんが、お金ではなく飲み物を渡したのには理由があります。
以前、群馬の伊香保温泉に旅行したときの話です。
温泉では仲居さんにお心付けを渡される人は多いのではないでしょうか?古くからの日本の慣習もあり、わが家もお心付けを渡すようにしてます。
でも、精算のときに渡したお心付けの金額が値引きされたことが何度かありました。直接聞いたわけではありませんが、それは宿泊料金にサービス料が含んでいるという旅館側の意思表示だと思っています。
チップの盛んな国ではチップは労働者の給与の一部として扱われているそうです。そのため基本の給与は低く設定してあり成果報酬としてチップがあるそうです。しかし日本で成果報酬分は、雇い主から給与に含まれた形で支払われるのが一般的です。
引っ越しのお心付けの話を戻しますが、引っ越し料金として支払う金額の中に、お心付けの金額も含まれていると考えて、引っ越しでは心付けを現金で渡していません。
休憩時間に飲み物を振る舞ったのは、報酬ではなく「感謝の気持ち」からなのです。
大切なのは「いくら渡すか?」「何を渡すか?」ではなく感謝の気持ちです。
素敵な家づくりになりますように!