家づくりにおいて、営業担当の存在はとても大きいです。
ハウスメーカーと施主の間を取り持ってくれる重要な人物です。極端な話をすると施主の唯一の味方と言えます。そのため「営業担当の良し悪し」で家づくりの完成度が変わります。
それでは優秀な営業に担当してもらうには、どうしたら良いでしょうか?
実は100%ではありませんが、優秀な営業を引き寄せる方法は存在します。
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「優秀な営業」が多くの施主を抱え続けられる「からくり」
優秀な営業は、気配りはさることながら、自分の考えがしっかりしており適切なタイミングで施主をフォローしてくれます。スムーズな家づくりには欠かせない存在です。
優秀であるため、契約件数が多く現在進行中の施主を多く抱えています。ピーク時は10軒以上の家づくりを同時進行することもあるそうです。10軒以上の家づくりを手がけながら、営業活動するのは大変なことです。
それなのに絶えず10軒以上の施主をキープできるのは、住宅業界の「ある風潮」があるからです。それは成績優秀な営業に「良いお客様」を優先して割り当てるということです。
この「からくり」を逆手にとれば、優秀な営業を引き寄せることができるのです。以下に紹介する2つの方法は、ハウスメーカーの現役営業から聞いた話です。
1.休日の午前中に住宅展示場に訪問する
「休日の午前中から住宅展示場に訪問するお客さん」
ちょっと想像してみてください。ゆっくり過ごしたい休日、その朝一から住宅展示場に訪問するという行動から、「住宅を購入する」という気合いが感じられます。
住宅を販売する側からしたら、受注確度の高い「良いお客様」になります。
住宅展示場のフェアがやっていない、ごく普通の土曜日、日曜日を狙いましょう。
くれぐれも事前に電話で住宅展示場の訪問日を予約するのは止めましょう。最初に電話に出た営業が担当になる可能性があるからです。
2.ネットから問い合わせする
住宅展示場にアポなし訪問する行為には、多少なりともリスクはあります。
優秀な営業が「トイレで席を外している」、「一足先に訪れた別の施主の相手をしている」といった可能性があるからです。
時間に余裕がある、かつ、少しでも優秀な営業を引き寄せる確率を上げたいなら、ネットから問い合わせが有効です。
「ネットから問い合わせする」という行動も、住宅を販売する側からすると「良いお客様」にあたります。
資料請求するということは少なからず候補には挙がっている状態です。また問い合わには個人情報を渡す必要もあるため覚悟のある施主です。そのため「良いお客様」に分類されるそうです。
代表的なハウスメーカーの問い合わせ窓口を紹介します。
積水ハウス
積水ハウスの問い合わせ窓口です。
カタログはもちろん。敷地調査、プランニングまで幅広いです。
パナホーム
パナホームの問い合わせ窓口です。
積水ハウスと同様に幅広い範囲で問い合わせ、相談が可能です。思わず相談したくなるサイトの作りです。
一条工務店
一条工務店の問い合わせ窓口です。
以前は無骨な印象のあったハウスメーカーでしたが、ここ最近デザイン性も向上してきており、HPもおしゃれになってきました。
複数候補からハウスメーカーを選ぶべき理由
優秀な営業をキープしたいけど、心に決めたハウスメーカーはないという貴方はラッキーかも知れません。
ハウスメーカーは最終的には一つに決めることになりますが、複数のハウスメーカーの間取りを見ておくことが大事です。なぜなら、間取りを検討するときは、知っている間取りが多いほど、良いアイデアが浮かびやすいからです。
また同じ規模の家であっても、ハウスメーカーが違えば価格も違います。相場を知る意味でも、複数のハウスメーカーから見積りをとることは大事です。
家づくりは一生に一度のこと。
後悔しないためには可能な限り行動することが大切です。そうはいっても地元の工務店に飛び込むのは、知り合いの紹介でもない限りは心配です。まずは大手ハウスメーカーから見比べてみてはどうでしょうか?
素敵な家づくりになりますように!