子連れで住宅展示場を訪問するのは、正直大変でした。当時、子どもは1才で抱っこしていれば大丈夫なんて軽く考えてました。
思い出してみれば、住宅展示場訪問の計画不足、打ち合わせ場所の失敗、営業の引きの弱さ、どれも私たち夫婦の準備不足も一因でした。
これから子連れで住宅展示場に訪問を検討している方へ、失敗しないための3つのポイントを紹介します。
目次
1.住宅展示場の訪問は、1日に2店舗が限界
住宅展示場には、10以上のハウスメーカーの展示場が建ち並んでいます。どのモデルハウスも5000万円はくだらないそうです。
人生で何度も経験できることではありません。当たり前ですが失敗はしたくありません。時間の許す限り、ハウスメーカーの話は1軒でも多くから聞きたいです。
夫婦二人だけであればフットワークも軽いので、午前 1店、午後 2店のように一日かければ 3店くらいは訪問できると思いますが、子連れの場合は別です。
一日中子どもを抱っこでの住宅展示場の訪問は体力勝負です。また展示場を案内してもらっている途中に泣き出すなんて当たり前。そのたびに中断してしまうので、時間が経つのがあっという間です。
子どもの機嫌次第の部分が大きいため、営業とまともに話ができるのは、1日に2店舗の訪問がせいぜいでした。2店舗目の展示場を出る頃には身も心も限界です。
体が疲れていたり気持ちに焦っていたりすると、営業さんの話している言葉の真意、ポイントが抜けてしまいます。大きな買い物ですので、「1日1店舗でもいいや」といった具合に心に余裕が必要です。
流行る気持ちを抑えて、少しでも相性の良いハウスメーカーを見つけましょう。
2.ハウスメーカーを絞り込めたら打合せの場は自宅へ誘い込もう
住宅展示場を訪問してハウスメーカーが絞り込めたら、打ち合わせの場を自宅にすることをお勧めします。
住宅展示場は言うならばアウェーです。子どもにとって負担が大きいため、ぐずってしまう頻度が非常に高いといえます。
自宅なら子どもが自然体でいられるため一番落ち着けます。そのため親も心に余裕をもって話し合いができるようになります。費用の話も他人の目を気にすることなくできるのもメリットです。
また自宅で打合せにあたっては、事前に下記の情報を整理しておくと効果的な打合せができます。
- 住宅展示場に訪問した際に「聞き逃したこと」
- 些細なことでも良いので「気になっていること」
後悔しないコツは、「聞きたいことを片っ端から聞いておく」です。こちらは住宅の素人なので恥ずかしがることはないです。何でも聞きましょう。
人生で一番高い買い物をするわけですから、恥ずかしがっている場合ではありません。
3.住宅展示場では営業の気遣いに注目しよう
また住宅展示場内の話に戻りますが、マイホームの運命を握る担当営業さんはいつ決まると思いますか?
実は、最初に対応してくれた営業さんが担当になります。この最初の出会いが住宅購入を左右する運命を握ります。
住宅展示場を5つくらい回った時点であることに気が付きました。展示場を案内中、子どもを気遣ってくれる営業、子どもそっちのけで話を進める営業、子どもが泣き出すと嫌な顔をする営業、いろいろなタイプの営業がいました。
気遣いのできない営業が担当になった場合は、本当に辛いです。何か辛いかというと、展示場の案内はもちろんですが、その後の展開に影響します。
注文住宅ですと、間取りの打ち合わせは10回以上に及びます。打ち合わせには子どもが同伴せざる得ません。子どもが泣くたびに、嫌な顔をされたり、ガン無視あされたりする展開を想像してみてください。
気持ちがめいってしまいますよね。最悪の場合は、担当営業さんの交代も視野に入れるべきです。
展示場を案内してもらうときは、営業さんの子どもへの対応にも注目してみてくださいね。
ちなみに、できる営業さんは、ベビーベットを持ってきてくれたり、子どもと慣れようと遊んでくれたりする方もいました。
優秀な営業さんに出会う可能性を高くする方法
わが家のの担当営業さんの話では、成績の良い営業ほど、契約率の高いお客さんを優先して割り当てるシステムがあるそうです。
ちなみに、下記に該当するお客さんは契約率が高く、美味しいお客様みたいです。
- 週末の朝一に展示場に訪問する(気合いを肌で感じられるそうです)
- ネットから資料請求する(資料請求客の購入率が高いため)
まずはカタログを取り寄せて、住宅展示場を訪問するハウスメーカーを絞り込んでおけば、住宅展示場の訪問数も減らせますので、子どもへの負担も小さくなります。
おしまい。