屋外コンセントの配置を深く考えましたか?
住み始めて後悔したのは、屋外コンセントが足りなかったことです。電気図面の検討では室内コンセントはいろいろ検討した記憶があります。一方で屋外のコンセントは、それまでアパート暮らしだったため利用するイメージができず検討が不足していました。
私と似たような状況の方が多いと思います。そこでこの記事では「ここにコンセントあったら便利だったなぁ」と感じた場所を紹介します。
目次
玄関ポーチにイルミネーション用のコンセント
新居に引っ越して初めてのクリスマス。玄関にイルミネーションを飾りました。小さなものでしたが子どもは大喜び、その光景を見た私たち夫婦もとても幸せな気分になりました。
イルミネーションは飾りたいという思いがありましたので、玄関ポーチにコンセントを設置していました。でも、検討不足だったためイルミネーションの設置に手こずりました。
下の図をご覧ください。電気設計時は「ドアを開くときにイルミネーションが邪魔にならないように」と考えて、コンセント左側の壁に設置したのです。
しかし実際に生活してみると、人が出入りするときに左側の電飾ツリーの圧迫感が邪魔で入りづらくなりました。
コンセントを黄色枠で囲った説明図のように右側に設置しておけば、そちらの方がスペースが広いため、イルミネーションの規模拡大を考えたとき夢が広がりました。
クリスマスのイルミネーションを自分でやってみたいと1度でも考えたことがあれば、将来に備えて玄関のコンセント位置には気をつけましょう。
バルコニーにバーベキュー用のコンセント
友人を呼んで大人数でバーベキューするときは、庭に出て炭を使って肉を焼きます。でも家族だけでバーベキューするときは、プライベートな空間にしたくて2階のバルコニーを使ってます。
バルコニーの場合はさすがに炭は使えません。火事になったら大変です。そのため焼肉プレートを利用します。初めてバルコニーでバーベキューするときに、コンセントがないことに気が付いてしまいました。
仕方がないので長い長い延長ケーブルでバルコニーまで電源を運んでいます。
延長ケーブルがあれば何とかなるのですが、電気図面を検討するときにバルコニーで焼肉するイメージができていれば、絶対に設置したはずです。
大きなバルコニーがある方は検討してみてください。
カーポートに車のメンテナンス用のコンセント
自家用車(マイカー)をお持ちなら、掃除やメンテナンス用のコンセントがあると便利です。
当初は使用率が低くて、カーポートのコンセントは不要だったと思った時期もあったのですが、タイヤ交換の時期に大活躍しています。
タイヤの空気圧を調整するときに、以前はガソリンスタンドに行っていたのですが、コンセント式のエアコンプレッサーを購入してからは、自宅で全て完結するようになりました。
他にも車磨きのポリッシャーを使うときにもコンセントは必須です。カーポートのコンセントはあると便利ですよ。
まとめ:屋外コンセントの設置場所おすすめ
ここまでに紹介したコンセントは下記の通りです。
- 玄関ポーチにイルミネーション用のコンセント
- バルコニーにバーベキュー用のコンセント
- カーポートに車のメンテナンス用のコンセント
屋外コンセントが足りない場合は、屋外用の延長ケーブルを使えば何とかなりますが、やっぱり延長ケーブルの出し入れが面倒です。事前に分かる範囲では設置しておくことをおすすめします。
素敵な家になりますように!