住信SBIネット銀行の住宅ローンは、業界トップクラスの低金利です。あまり知られてないのですが、他銀行に比べると群を抜いて保障が充実しています。
健康に対して少しずつ自信がなくなってくる30代後半の方に、特にオススメの住宅ローンなのです。
目次
住信SBIネット銀行の住宅ローンのポイントは3つ!
住信SBIネット銀行は、住宅ローンを借りるなら、必ず検討候補に入れておきたい銀行です。人気の理由は大きく3つあります。
1.充実した保障(団信+全疾病)を標準装備
2.業界トップクラスの低金利
3.共働き夫婦には嬉しい来店不要での契約
以降は、3つの魅力を掘り下げていきます。
1.充実した保障(団信+全疾病)を標準装備
団体信用生命保険は、当然のことながら無料です。これは民間金融機関の住宅ローンなら珍しい話ではなくなってきました。
しかし、住信SBIネット銀行では、団体信用生命保険だけでなく、全疾病保障の保険料も無料となっています。
全疾病の内訳は下記のとおりです。
- 特定疾病(がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中)
- 5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)
- その他の病気・ケガ
30代後半から40代に差し掛かると、健康診断での指摘事項がちらほら出てくる頃です。結果が返ってきて暗い顔している同僚もいます。そうなると、保障が充実していて損はないです。
ほとんどの銀行の場合、全疾病を付けると金利が0.3~0.4%上乗せされます。でも、住信SBIネット銀行なら標準装備(無料)です。
女性なら、さらに保険料無料で「ガン診断給付金保障」も付帯されます。
2.業界トップクラスの低金利
住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は、業界トップクラスです。
変動金利 年0.447%(通期引下げプラン)※新規借入の場合
金利上昇傾向にありますが、2020年04月の住信SBIネット銀行の変動金利は、何と…0.457%です。しかも、全疾病保障(無料)が付いての金利です。
ちなみに、他のネット銀行はどうでしょうか?
- ソニー銀行 年0.457% (8疾病は付帯なし)
- イオン銀行 年0.52% (8疾病を付けると年0.82%)
- じぶん銀行 年0.41% (がん50%団信付きだが残高は半分にしかならない)
他のネット銀行と金利を並べつつも住信SBIネット銀行ならではの全疾病に対応する保障の手厚さが際立ちます。
「家と安心を同時に手に入れることができる」住宅ローンといえます。
金利の違いは大きい
国土交通省の住宅市場動向調査の報告書によると、頭金の全国平均が1,300万円、住宅購入価格(土地込み)で4,000万円でした。そうなると借入金額は2,700万円です。
たとえば、2,700万円を30年間で返済する場合、金利の違いによって毎月の返済額に大きな違いがでます。住信SBIネット銀行の2020年04月の新規での変動金利(通期引下げプラン)は0.457%です。主要都市銀行の平均金利は0.47%です。
金利差は0.013%、毎月の差は2490円です。小さい差に見えるかもしれませんが、最終返済額で考えると、およそ89万円の差になります。
金利の違いは侮れません。
住信SBIネット銀行のホームページから返済額の試算は簡単にできます。
保障も充実して金利も安いなんて怪しくない?
疑いたくなりますよね。低金利には理由があります。
一番コストのかかる人件費を抑えるために、有人のチャネルを設置していません。支店や拠点を持っていません。その代わり抑えた人件費は、金利の安さに反映して、利用者のメリットとして還元しています。
でも、ネット銀行の住宅ローンは不安?
そんなことはありません。住信SBIネット銀行の住宅ローンは、実はいうと三井住友信託銀行の商品です。そのため住宅ローンの契約先は三井住友信託銀行となります。
製造は三井住友信託銀行、販売は住信SBIネット銀行とイメージすると分かりやすいです。
3.共働き夫婦には嬉しい!来店不要での契約
すべての住宅ローンの手続きがネットと郵送で完結します。一度も来店することなく住宅ローンの契約ができます。
家づくりにおいては、住宅ローンに限らず様々な手続きが必要となります。そのため、仕方なく会社を休むことが、しばしばあるのではないでしょうか。「来店不要」というのは、共働き夫婦にとっては本当に嬉しいはずです。
対面窓口がないというデメリットを、逆手にとったサービスです。
ネット銀行ですの当然ながら、24時間365日、仮審査の申し込み(15分)が可能です。
利用者のことをとことんまで考えた「定額自動入金サービス」
僕の会社は給与の振込先にはネット銀行を指定できません。転職する前の会社は、給与振込先の銀行を指定されていました。
住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りた場合、返済口座に移動する必要があります。数十年も毎月忘れずに返済金額を移動するのは大変です。
そういった状況を解決してくれるのが、「定額自動入金サービス」です。
このサービスを使えば、他行口座から毎月5日または27日に指定金額を引き落とし、自動的に住信SBIネット銀行の口座へ入金できます。
もちろん手数料は無料です。
利用者に優しい3つのゼロ!
頭金ゼロ
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、諸費用もあわせて借りられます。諸費用も合わせて借り入れする場合でも金利が変わらないので、本当の意味で頭金ゼロでも借りられます。これは嬉しいですね。
一部繰上返済の手数料ゼロ
繰り上げ返済は1円からできます。繰り上げ返済は何度でも可能で、手数料も無料です。
積極的に繰り上げ返済を予定している方には、最高のサービスです。
補足)一部繰上返済とは、「期間短縮型」と「返済額軽減型」を差します。全額繰り上げ返済のみ手数料がかかります。
保証料ゼロ
住宅ローンの保証料がゼロなので諸費用も抑えられます。
住信SBIネット銀行では保証会社を通さないことで、保証料ゼロを実現しています。しかし、保証会社を通さないことから、住宅ローンの審査が若干厳しくになっているようです。
ファイナンシャルプランナーから聞いた話では、住信SBIネット銀行の審査では、収入に対しての毎月の返済額、すなわち返済比率の判定基準が他銀行より厳しいそうです。
審査は厳しいが…挑戦するだけの価値がある!
住信SBIネット銀行の住宅ローンの最大のポイントは「団体信用生命保険+全疾病」を標準装備している点です。保障は充実しているに越したことはありません。
ネット銀行のなかでも、住信SBIネット銀行の審査は厳しいと言われています。
しかし、それだけの価値が十分あります。審査は無料ですので、ぜひチャレンジしてみてはどうでしょうか。15分くらいで申し込みできます。
借り換えで悩んでいる方へ、金利が下がるのを待つなら審査後に
ここ数年、長期金利の大きな変動による住宅ローンの金利の変動を気にするあまり、住宅ローン申し込みに二の足を踏んでいませんか?
住宅ローンを賢く利用する方は、金利が下がるのを待ってから申込みではなく、審査完了後に金利の動向を見守る傾向があるそうです。
住宅ローンの適用金利は借入実行時の金利が適用されます。そのため申込から審査を経てから借入実行となるので、その間に考えていた金利が変わってしまう可能性が十分に考えられるからです。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンは、金利の動向を見極めるために下記の期間でぞれぞれ6カ月間、合わせて1年間の検討期間が認められています。
- 仮審査から本審査まで
- 本審査から借入実行まで
上記の期間を上手に利用すること、狙った金利で借入を実行できる可能性がグッとあがる賢い住宅ローンの借入方法かもしれませんね。
フラット35の取り扱いが開始されました!
フラット35の金利は、どの金融機関も同じだと勘違いしやすいのですが、実は金融機関によって金利の差は大きいです。住信SBIネット銀行のフラット35の金利は業界最低水準となっています。
フラット35の審査は、仮審査は住信SBIネット銀行、本審査は住宅金融支援機構で行われると思います。住宅金融支援機構の審査はどの金融機関から借りても同じです。比較的通りやすいです。となると、仮審査の住信SBIネット銀行が鍵となります。
言い換えれば、仮審査さえ通れば、余程のことがない限りは問題ないのではと推測します。
フラット35で検討しているのであれば、トップクラスの金利に加えて、事務手数料の引き下げられており、最大のチャンスだと思います。
おしまい。