シューズクロークの臭いの話の続編です。今回紹介する対策は読者の方から教えていただいた内容になります。
具体的にはパナソニックのナノイー技術を用いた最新の臭い対策です。この対策を実施するには、設計段階から検討が必要となります。
施行さえしてあれば日常的に使えるお手軽な対策なのでお勧めです。着手承諾前なら間に合いますので検討してみてはいかがでしょうか。
目次
以前紹介したシューズクロークの臭い対策
以前に紹介したシューズクロークの臭い対策を簡単におさらいしますね。
1. シューズクロークに窓を設置する
2. シューズクロークに換気扇を設置する
3. シューズクロークには消臭作用のある壁紙を設置する
わが家が採用したのは、1番の窓の設置でした。
窓はつけたけど換気に使ったかというと・・・
実は言うと、使用した頻度は低いです。理由としては、防犯上、抵抗があるからです。
シューズクロークは、玄関の隣になるので必然的に一階になります。そうなると誰もいない部屋の窓を開けっ放しにするのは心配です。
窓を開ければ臭い対策に最大の効果を発揮するのは分かっているのですが、使い切れていないのが現状です。
もっとお手軽な対策はないの?という問いかけに答えるのが今回紹介するナノイー技術を使ったエアイーという製品です。
シューズクロークのお手軽な臭い対策「エアイー」
エアイーを紹介する前に一言。この製品は先日、当ブログの読者の方から、新しい臭い対策ということで教えて頂きました。ありがとうございました。
ここから本題です。
エアイーの設置するには設計段階から検討が必要です。
エアイーによる臭い対策とは?
パナソニックから発売されている天井埋め込み型のナノイー発生機です。その製品名が「エアイー」となります。
天井埋め込み型になりますので、電気設計のときに設置の検討が必要です。
エアイーから発生するナノイーとは、昨今のパナソニック製品に組み込まれている技術です。冷蔵庫やエアコン、はたまたトイレにまで、幅広い範囲で採用されています。幅ひらい場所で利用されている背景には、ナノイー技術は脱臭効果に期待ができるからです。
パナソニックのHPに脱臭のメカニズムがありました。
このエアイーという装置は、ダウンライトのように設置することができて目立ちません。一番のメリットは場所をとりません
下図の設置例をご覧ください。天井埋め込み型なのですっきりしてますね。
24時間換気システムには限界がある
わが家には一条工務店の24時間換気システム(ロスガード)があります。常に喚起されているため、空気がこもることがないと思っていましたが限界がありました。
24時間喚起を実現する換気口が全部屋にはありません。限られた部屋にしかつかない換気口ですからシューズクロークには付きません。玄関と部屋の間の扉は閉じていることもあって、玄関すら換気口率は良くありません。
「24時間喚起があれば大丈夫」ということはないです。むしろ少し期待しすぎです。
そのためエアイーのように設計段階でしか組み込めない施工は、後悔しないためにもできることはやっておくことをお勧めします。
使ってみて気に入らないのなら使わなければいいだけの話だからです。
エアイーが使えそうな場所は?
今回消化したエアイーは、シューズクロークだけではなく、トイレ、ウォークインクローゼットなどにも設置するのも良さそうですね。
24時間換気システムがない場合は、キッチンやリビングにも付けておくと、いざという時に安心かもしれませんね。
素敵な家になりますように!